【メンヘラ・ライフハック】本当は怒ったり泣いたりしたくない人へ
事柄の受け取り方を考えるだけではなく、それが発生しないようにしたらいいよという話。
メンヘラといわれる人たちには「突然感情が大きく振れがち」という特徴があります。
普通にしていたのに、突然激しく怒ったり泣いたりしてしまう。自分でも制御出来ないほどに感情の幅が大きく振れてしまう。
それは、思考のクセや受け取り方のクセが、一般的な人のものと少しだけずれているから。
前の記事で、思考のクセや受け取り方のクセについて書きました。
怒ったり悲しんだり落ち込んだりしたとき、自分の感情を拾い深く考えることでクセを知ることが出来ます。
また、沸き上がった感情を客観的に考えることで落ち着けます。
でも、出来れば怒ったり泣いたりしたくない!穏やかに過ごしたいんだ!という方に向けて、今回は爆発前に原因を無くせばいいと気付いた話と、そのやり方についてです。
- 近しい人にヘラってしまう…
- イラつきを抑えられない
- メンヘラは別れを切り出しがち
- 1.原因と対策を探そう
- 2.その状況になるのはどんな時?
- 3.その状況を防ぐためには
- 4.タスクを書き出してみる
- おわりに
近しい人にヘラってしまう…
私はメンタルケアの方法を学んで実践していく上で、とんでもないメンヘラからは脱しました。(と思っています。)
でも、ヘラる時が0になったわけではないのです。
そして身近な人に対して、甘えからか気分の浮き沈みに直結した対応をしてしまうことが。
今一緒に住んでいる恋人が一番被害を受けています。
(それに関しては本当に頭が上がりません。ありがたや。)
そしてこの前、情緒不安定になった私に対する対応が素敵過ぎた&今後に活かせると感じたので忘れないように書くことにしました。
イラつきを抑えられない
普通の感覚の方にはわかりにくいことかと思うのですが、私は「悲しかったり失望したり恥ずかしかったり嫌なことがあるとそれを隠すために怒る」という非常に面倒なクセがあります。
自覚してからは怒った時に隠している気持ちを考えることが出来るようになってきたのですが、突発的にイラっとしてしまうことは防げず…
この前もそうでした。
朝からSNSで嫌な投稿を見てしまい、気分をうまくコントロールできず一日がスタートし、前日夜どこかに食べに行こうと言っていた彼に対し連絡を一本もせず(これに関しては彼からの連絡も全く無かったわけですが)、家に帰って結局食べに行くか行かないかで苛立ち、言葉にはしなかったものの料理をするときの態度に出てしまいました。
イラついているときや疲れているときは特に雑になってしまい動きも音も大きくなってしまいます…
メンヘラは別れを切り出しがち
そして彼に「もう少し苛立つ頻度を低くして欲しい。そうじゃないとずっと一緒にはいられない。」と言われてしまいます。
私は、以前は苛立ちがもっと言動に出ており「苛立つ→口論」となっていました。
しかし今は「苛立つ→態度には出るけれど、自分の中で落ち着かせる」と出来るようになっています。
それを「苛立つ→我慢して態度にすら出さない」ようにするのは難しいと感じました。
それを今後ずっと一生死ぬまで我慢し続けることは無理だと判断。
そして「今でも努力して改善されている、これ以上我慢するのは無理だから、別れたい。」と伝えました。
冷静になって考えると極端だなとは思います。
ただ、別れを切り出したときの相手の反応を見たくて言ってしまう節があるのも確かです。
「俺は別れたくない。」と言って欲しい、そんな希望で別れを切り出してしまうメンヘラいませんか。私です。
話を戻しましょう。
「我慢は無理だから別れたい。」と伝えた私に対して彼は「そういうことじゃないよ。」と言ってくれました。
ではどういうことなんでしょうか…
1.原因と対策を探そう
苛立って欲しくないと言われて、苛立ちを抑えて我慢しようと思った私。
「苛立つ→我慢して態度にすら出さない」とならなければならないと。
しかし、彼が言っていたのは「そもそも苛立たないようにしよう」という事でした。
なるほど!目から鱗が落ちました。
そう、感情にはなにか原因があるはずなんです。
だから、なにかの出来事や状況があって、それを受け取って苛立っている。
今の「苛立つ→態度には出るけれど、自分の中で落ち着かせる」の頻度を減らすために「なにかの原因→苛立つ」の原因を少なくすることで苛立つ頻度を下げることが出来ます。理論上。
感情に至る原因を探し減らすことで、その負の感情自体を減らしましょう!
2.その状況になるのはどんな時?
というわけで、まずは苛立っている時の状況を思い出してみました。
苛立つ時のパターンや状況から、原因を探ります。
彼と一緒に話しながら、ノートに書き出してみました。
1.SNSで嫌な投稿を見た時
2.部屋が散らかっている時
3.自分が仕事で彼が休みの時
主なパターンとしては、1と2が組み合わさった時に苛立ちやすく、さらに3が合わさることで苛立ちが表に出てしまう感じでした。
1,2が一緒に起きても、私の方が家に着く時間が早ければ切り替えられることが多いので、表に出る頻度は高くないです。
3.その状況を防ぐためには
では、苛立つ状況を防ぐためにはどうすればいいか考えていきます。
1.SNSで嫌な投稿を見た時
これは簡単で、嫌な投稿を見えないようにします。
特定の投稿であればブロックやミュートなどで対策。私の場合はそのSNS自体なのでアカウントを消すのではなく、アプリを消してみることにしました。
2.部屋が散らかっている時
仕事で疲れて帰ったり、休日の朝目覚めたりしたとき、バッグや服が散乱していると心がすさんでいく気がします。
これは原因が複数あるので、いくつかに分解して考えてみました。
部屋干しがごちゃごちゃして見える
→洗濯物を干すのをやめる。乾燥機付きの洗濯機に買い替える。
床に物が置かれていて汚く見える
→荷物や衣類をしまう場所の動線を考え、もっと片付けやすい部屋に模様替えする。
→床に直接置かれているゲーム機をしまう場所を作る。
書類を片付ける場所がわかりにくい
→棚などを整理し、お互い簡単に書類を片付けられるようにする。
ただ「部屋が汚くていや」だけでなく、具体的にどんな状態のときに汚くていやと感じるか?を考えることで原因を見つけることが出来ました。
3.自分が仕事で彼が休みの時
半年前ほどから私の仕事が平日休みに。土日に私が仕事で彼が休みという状況があり、家事分担などで不満がたまっていました。
これに関しては来月転職をするので、土日休みの仕事に戻すことでタイミングをそろえることにします。
ざっとこんな感じでしょうか?
これ以外にも住環境を整えるために、お互いお金を出し合おうという話になりました。
QOL(クオリティオブライフ)向上のために投資します!
4.タスクを書き出してみる
ここまで来たらもう一息!
対策案を実行していくのみです。
わかりやすいようにTO DOとして書き出すことにしました。
- SNSのアプリを消す(アカウントは消していません…)
- 洗濯機を買い替える
- 部屋の模様替えをする
- 棚を買い足す
- 書類を片付けるスペースを作る
- 土日休みの仕事を見つける
このTO DOを達成していけば、苛立つ原因が少ない状態になります。
そして原因が無ければ苛立つことも少なくなり、我慢する回数も減っていくはず。
彼との衝突がきっかけではあったものの、結果ストレスフリーな環境を作ることが出来そうです。
おわりに
起きてしまった感情を捻じ曲げることは出来ません。
受け取り方によってその後の対応を変えていくこと、客観的になることでクールダウン出来ること。
さらに、負の感情が起こる原因に対策をして、回数を減らす方法について書いていきました。
自分の感情やメンタルとうまく付き合うために、ぜひ書き出す方法を試してみてくださいね。